求人情報
当院の教育環境について

歯科衛生士のあり方教育
基本的にプロフェッショナルとして妥協しない性格、もしくはそうなりたいという気持ちを持った方を求めています。いつも当院のスタッフによく伝えるのは、オリンピックやサッカーを見て感動するなら、自分もやってみようと。自分はお茶の間でぬくぬくとお菓子を食べながら、すごい!とか感動して涙するだけで終わっていていいのかと。
甲子園の球場で酔っ払いながら高校生に野次を飛ばすような人間でいいのか。自分もストイックにやってみようと。自分は関係ないではなく、同じレベルでプロフェッショナルな仕事をしようと。行動して少しだけでも、常に努力して成長し続けようと。現状に満足した時点で退化が始まります。成長しようとしてようやくキープできるのです。まさに仕事もスポーツと一緒ですね。
少なくとも患者さんはそういう目線であなたを評価してくださっています。予防のプロフェッショナルとして、認知されて憧れられるためにはそういう自分自身の意識改革が必要です。
私にとって歯科衛生士は、生涯のパートナーです。歯科医師と同じレベルの知識を持ち、逆に歯科医師は歯科衛生士と同じレベルの予防知識をもち、補完し合うということです。高いレベルの歯科医療とは、高いレベルの治療だけでなく、それよりもその後何10年再発させずに維持できたか、つまり結果が全てなのです。
プロフェッショナルとは
プロフェッショナルの条件
- 成果によって報酬を得る
- 不可能を可能にするために
限りない努力をする - 高い志・理念・目標に向かって邁進する
- 結果に全ての責任を持つ(自由=自己責任)
- 能力向上のために常に学び、努力し続ける
- 仕事を通して人間性・能力を高めていける
- 仕事を通して周りの人に夢と感動を与える
- 真剣に人材を育成している、または将来する決意がある
日本での歯科衛生士の
認知について

歯科衛生士は、日本では認知されていないのが、正直現状です。
原因はいろいろあると思いますが、結局ドクターの意識の低さと歯科衛生士自身の意識の低さが一番大きいのではないでしょうか。ドクターは、いまだに歯科衛生士だけでなく歯科技工士を下請けのようにみていることが多いです。ドクター同士の会話でも、「女の子」と呼ぶドクターの多さにがっかりします。女の子と呼んでいるドクターは、そういう仕事レベルなんだな、と思ってしまいます。
歯科衛生士は歯科衛生士で、言われたことしかできない人がほとんどです。つまり、ドクターの下請けという枠に自らはまっているわけです。これは、言われたことだけをやらないと怒られるという、昭和から続く封建制度のままとも言えます。それだと、ドクターが指示しないと動けない人=新人の歯科助手になってしまいます。
今日も、歯科衛生士に話していたのですが、医科だとドクターは外科手術のみ。そのあと歩けるようになるまでリハビリしたりするのは作業療法士など別のプロフェッショナルの仕事です。
歯科の場合も同じで、ドクターは削ったりリペアだけが仕事です。歯科衛生士は治療に入る前の歯周基本治療、術前・術後の管理、生涯にわたるメインテナンスなど、すべての治療は歯科衛生士の腕にかかっているのです。
そこの部分が分かっていなくて、言われたことだけやるのでは、毎回来院のたびに変化する患者さんのリスク(口腔内の清掃状態だけでなく、全身の健康状態、ストレスなど免疫に関わるものすべて)を発見することができません。
ドクターが必ずチェックするとは言っても、大抵の場合は数分です。アポイント時間1時間以上みている歯科衛生士にしか気づけないことが山ほどあるはずです。しかも、ドクターは担当患者数が圧倒的に多いです。
当院は担当衛生士制なので歯科衛生士の数だけ増えます。歯科衛生士は3名いるので、歯科医師は1人の衛生士の3倍みていることになります。
つまり、自分の担当患者さんのことはドクターよりも詳細に把握できていないといけないということです。
保険制度
やはり保険制度は、「治療」のためのシステムということです。予防のプロフェッショナルである歯科衛生士の活躍できるチャンスが少ないこと。いまだに歯医者は痛くなったら行く場所という世間の認識のずれの原因です。
歯科衛生士と歯科助手の
区別がつかない
歯科医師自体が、海外に比べてイメージが低いです。先人達の責任もあるかもしれませんが我々の世代からは、医療人としてプロフュッショナルとして認知され、感謝や尊敬されるようにならないといけないです。
そもそもあらゆる生活習慣病の始まりの部分に歯科は位置しています。歯科、特に予防歯科は、全身の病気の予防に確実になるのです。その中で最も活躍できるのが歯科衛生士です。これまでの歯科医師の下請けというイメージから、歯科医師の強力なパートナーであるという海外と同じ状態を目指すべきです。
そのためには、ドクターに依存するのではなく、自ら判断し、行動する能力がこれまで以上に必要です。
当院の歯科衛生士
ステップアップについて

マニュアル・カリキュラム
歯科衛生士に必須のスキルを学べる講習会やセミナーの一部を補助するシステムがありますので、認定衛生士を目指すことも可能です。
これまで歯科衛生士を数多く見てきました。東京医科歯科大学で衛生士学科の学生に講義したこともあります。
今になってよくわかるのですが、与えられたことはやるが、どんなに実力不足だとしても勉強することなく日々こなしているだけの人が多いと思います。つまり、圧倒的に勉強不足な人ほど、悩みが多く、ストレスを抱えていることが多いのです。
解決のためには「勉強が必要」ということになるのですが、今の時代、そんなことは言えませんので、勉強しない人も勉強する人も給料は同じならやらないとなってしまうんですね。では、こんな時代だからこそ、圧倒的に勝ちやすいと考えるべきです。
少なくとも当院では、そういう実力のある人を評価する仕組みが既にあります。賞与の仕組みが特にそうで、実力がある人にはどんどんもらえるようにしています。(ノルマやマイナスはありません。状況に応じて加算されてゆく仕組みです。)
- 院内勉強会(月一回開催) ただし、参加の強制はなし、勉強したい人だけ参加してもらいます。誰もいない場合は開催自体しません。こちらから強制するのではなく、やってほしいという要望があればどんどん開催します。
- 先輩スタッフから熱心なサポート 聞いてくれたら何でも熱心に教えてくれます。逆に質問がない場合、理解していると認識してしまうので、ちょっとしたことでもどんどん聞くのが成長への早道です。
- チーム一丸となって行う取り組み なによりも患者さんの幸せが一番大事で、自分が逆の立場だったらどう思うか、いつも自問自答しています。患者さんのほぼ全員が、潜在的には二度と再治療したくはないし、一生自分の歯で過ごしたいということをよく理解して診療にあたっています。そのために、本気で診療に取り組んでいます。
- 個人面談(数ヶ月に1回) 自己レベルアップのフォロー体制について今のところ特にありませんが、適宜マンツーマンで話し合うことが多いです。ただし、これも強制ではありませんので、無理に行うことはありません。
歯科衛生士のキャリアアッププラン
最終的には、予防専門サロンをつくって独立したい、フリーランスになりたいなど、そういう夢を応援しています。そういうレベルの方には、残って仕事を続けた場合には給料2倍払ってもいいくらいに思っていますし、それに近いシステムを既に考え終えています。
仕事の4つのレベル
- 作業
- 努力
- 結果
- 成果・効果
専門スキルが身につく点
ドクターチェックに依存されても困りますので、あくまでも歯科衛生士が主体的に動くようにしてもらっています。理由としては、当院は1時間診療の中で、ドクターチェックは大抵の場合は数分です。口腔内を見ている時間は圧倒的に歯科衛生士の方が長いのに、ペリオ(歯周病)やカリエス(虫歯)の兆候=リスクを見逃すようでは困ります。
過去によくあったのが、ポケットが深くなったり、カリエスが進行してからのトラブルが起きてからの報告です。
口腔内写真の規格撮影、歯周精密検査、
デンタル14枚法などの他ではあまり行わないような検査ができるようになる
患者さんごとに異なるリスクに気づいて、
病気が発生する前に対応できるようになる
火事が起きてから火を消すのではなく、火事になる前に火のもとを全て取り除くのが「予防」です。
セルフケア、SRPやその前のシャープニングなどの技術を学び実践することを推奨しています。そのために、セミナーや講習会などへの参加は、費用はもちろん全力でサポートします。患者さんのためになるならなんでもできる環境にしています。歯科医療の根本はセルフケア。
セルフケアの習得、患者さんのモチベーションを上げる期間として、プラークコントロールの確立だけでなく、生活習慣までもアプローチして、妥協せず、回数制限なく、確実な状態で患者さんとの信頼関係も築けた状態でそれを維持できる状態になることを目的としています。歯科衛生士として、他院にはないやりがいのある環境だと自負しています。
職場の雰囲気・
働く環境について

職場の雰囲気は、オンとオフがはっきりとしています。プロフェッショナルとして妥協しない空気がある反面、休憩時やプライベートなどは思いっきり笑って楽しんでいます。チームとして総力戦なので、自分のことは自分で出来つつ、他のメンバーのサポートもできるようなチームです。サポートありきで人に甘えてしまう方には厳しいでしょう。
また、私たちのチームには妥協やあきらめるというワードがありません。途中で投げ出したり、逃げたりする習性が身についてしまうと、医療の場合、治療や予防の失敗に直接つながります。
やりにくい場所こそ徹底してプロフェッショナルケアをする、簡単に届かないところこそ患者さんに徹底してセルフケアの練習をするなど、妥協しないことでしか医療は成功しません。例えば、上顎第二大臼歯遠心根分岐部病変を見逃したり、届かないからといって手を抜いてしまった場合、その患者さんを救える人は他に誰もいないからです。
当院に必要なものは全て揃っています。感染制御は特に力を入れており、グローブの着脱、器具の再生処理など、徹底しています。
歯科衛生士全員がルーペをつけ、日々診療しています。完全担当制ですので、初診~メインテナンスまで全て担当します。それは治療中も同じです。治療中にアシストしているからこそ、修復の過程、インプラントや再生療法を含めたさまざまなオペなど、患者さんのリスクを深く理解することができるからです。
先輩歯科衛生士の声
Aさん
担当制で各自専用ユニットがありますので、しっかりとした予防処置を行うことができます。感染対策なども万全で、安心して働ける歯科医院です。院長は歯周病認定医なので正しい知識や技術を学ぶことができ、丁寧に優しく指導して下さいます。
スタッフはチームワークを大切に、常に協力し合いながら働いています。
Bさん
担当制度で診療内容をしっかり患者様とお話して納得いただいた上で、診療に臨んでいただいているので信頼して来院してもらえることにやりがいを感じます。技術や知識を院長、スタッフの方々が徹底的に教えてくださり、仕事のマニュアルもあるので基礎をしっかり学ぶことができます。
朝が早い分診療時間の終わりが早いので、仕事終わりに下北沢のお店に行くなどプライベートも充実しています。
1日のスケジュールの
流れについて
8:10~ | 出勤、診療準備 |
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8:30~ | 診療開始 |
12:30~ | 昼休憩 |
13:20~ | 診療準備 |
13:30~ | 午後診療開始 |
15:30~ | 休憩 |
16:00~ | 夕方診療開始 |
18:30~ | 診療終了、片付け |
18:40 | 退勤 |
募集要項
歯科衛生士
仕事内容 | 歯科衛生士業務全般 担当制により、メインテナンス・予防を行っております。 各歯科衛生士専用トリートメントユニットあり |
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応募資格 | 歯科衛生士免許をお持ちの方 (明るく前向きな方からのご応募お待ちしています。) 未経験可/ブランク可/年齢不問/新卒可/ 学歴不問/即日勤務OK/40代活躍 |
雇用形態 | 正職員 ※非常勤やパートはございませんが、3年以上勤務した者は、正職員の8割勤務の短時間正社員になるのも可能です。現在2名が短時間正社員で勤務中。 |
給与 | 【正職員】 月給 250,000円 〜 350,000円 |
給与の備考 | 昇給 年1回 賞与 年2回 ※実績・医院業績による 通勤手当 20,000円まで ※給与は前職・経験などを考慮し優遇します。 試用期間:3ヶ月(期間中は総支給額の93%) |
待遇 | 賠償責任保険 業務マニュアルあり (全て一からお教えいたします) 講習会・学会費全額支給 資格取得支援 近隣住宅手当 10,000円〜15,000円 退職金制度あり 制服・シューズ・カーディガン貸与 休憩室あり(味噌汁、コーヒー、ハーブティーなど常備) 産休育休取得の実績あり |
社会保険 | 雇用保険・労災保険・健康保険・厚生年金 |
勤務時間 | 【勤務時間】 月曜〜木曜 8:10~18:40(休憩1.5h) 土曜 8:40~18:10(休憩1h) ※完全予約制のため、残業はほとんどありません! 【診療時間】 月曜〜木曜 8:30~12:30 / 14:00~18:30 土曜 9:00~13:00 / 14:00~18:00 |
休日休暇 | 完全週休2.5日制(金曜日、日曜日、祝日、 平日0.5日※相談に応じます) 年間休日 約130日 年末年始休暇/GW休暇/夏期休暇 |
雇用状況 | 歯科医師4名 歯科衛生士3名 |