ホワイトニング
ホワイトニングについて
ホワイトニングとは
ご自分の健康な天然歯の色をもとのように白く明るくする方法です。オフィスホワイトニングとホームホワイトニングがあります。混同されることがありますが、クリーニング(ステイン・着色除去)は歯に付着した着色汚れを取ることをいい、大きな違いがあります。
通常1週間のホームホワイトニングで最低1トーン、反応の出やすい方だと2〜4トーン明るくなります。大人の方で歯の色は8〜9トーンと言われているので、相当印象が変わることがお分かりいただけると思います。
初回は1日2時間を2週間続けることで、白さを実感できます。しばらくホワイトニングを行わないと歯の色は戻ってきますので、気になり始めたら再度行います。初回に比べ、効果を実感しやすくなっているので、一度行うだけでも白さを実感できる度合いが高まります。最適なタイミングで行うことで、常に真っ白な歯をキープできます。
ホワイトニングの副作用
ホワイトニングでは、普段は歯の表面にある保護膜を溶かしてしまう作用があるため、歯に影響を与える場合があり、歯の表面が荒れやすくなります。一般的に24~48時間程度で保護膜はもとに戻りますが、その間は特に注意が必要です。ホワイトニング剤の影響で知覚過敏がおこる場合があります。薬剤が歯の神経に刺激を与えてしまうため、神経が敏感になりやすくなります。
ホワイトニングはこんな方におすすめ
- 素敵な笑顔で自信を手に入れたい
- 有利に仕事をすすめたい
- 若さを手に入れたい
- 欧米人のような第一印象を手に入れたい
白い歯は実は自信が持てるようになります。輝く白い歯と自信が貴方の元へ届きます。
20〜40代の働く男女300名に行った調査の中で、「仕事ができない感じがする・一緒に仕事をしたくないと思うのは?」という問いへの回答第3位に「歯が黄ばんでいる」が挙げられています。歯が黄ばんでいることで自己管理ができていないと捉えられてしまうようです。また人事・採用担当者も、92.9%の人が白い歯の写真の方を採用したいと回答しており、白い歯は就職でも有利になるという結果が出ています。
同調査で、歯が黄ばんでいる人の印象として、71.3%の人が「老けて見える」と回答しています。それを受けて、歯が白い状態と黄ばんだ状態の同一人物の写真を見比べると、見た目年齢に平均2.7歳の違いが出ることが分かりました。
欧米人は、写真撮影の時だけは歯を出して笑顔を見せます。白い歯を見せた笑顔が自身の家庭水準と教育レベルの高さの象徴となり、クリーンな印象を与えるとともに、オープンマインド(懐の広さ)のアピールにもなることを知っているのです。これは、日本人も無意識的に感じていることです。第一印象は最初に出会った時の0.1秒で決まってしまいます。その中でも笑顔が最も大切で、その笑顔で見せる歯がほとんどの要素を占めています。
デュアルホワイトニング
(Sinsational Smile)
デュアルホワイトニングの特徴
- 短期間で持続的な白い歯を手に入れるホワイトニングシステム
- オフィスホワイトニングとホームホワイトニングが1つでできるシンセーショナルスマイルホワイトニング
Sinsational Smile
(シンセーショナルスマイル)について
Sinsational Smile(シンセーショナルスマイル)は、手軽に効果を得ることができる、人気の新しいホワイトニングシステムです。
- 従来に比べ薬剤(ジェル)やLED照射などが、最小で最大の効果を生むように最適化されているので、ホワイトニング効果が高い
- ホームケアペン・ジェルを使い、当日の夜からさらにホームホワイトニングができるので、より白く仕上げることが可能。
「準備時間5分」「施術時間20分」
型取りがいらない!
通常のデュアル(オフィス&ホーム)ホワイトニングはあらかじめ型取りが必要で、準備が大がかりになることもあり、手軽に施術を受けるのは困難でした。新しいSinsationalSmileホワイトニングシステムでは、従来1時間~1時間半かかっていたオフィスホワイトニングの時間を半分以下に時間短縮しています。
はじめからホワイトニングジェルがついているシリコンマウスピース(特許済み)を使用します。このマウスピースは顎がリラックスした状態にしてくれるので快適にホワイトニングを受けられます。青色LEDライトを使用することでホワイトニングジェルが素早く反応し、短時間で美しく輝く白い歯を手に入れることができます。施術後はホームケアペンを使用することで、さらに美しく輝く笑顔を手に入れることができます。
歯科医院でのオフィスホワイトニング20分、ご自宅でのホームホワイトニング20分と、従来のホワイトニングに比べて速く(従来オフィス90分、ホーム120分)、簡単(歯肉を保護する処置がいらない、型どりがいらない)で、快適です。
1回の治療では思い通りの白さに
ならないケースもあります
1回で思ったような白さにならないことがあります。また、個人の歯の特徴のために色にむらがでることがあります。歯の厚みの違いやホワイトニングの作用が出にくい部分があることにより、想定した白さや均一な白さにならないことがあります。これは、必ず起こることではなく、個人差が大きいため、実際のところは施術してみないとわからないのが正直なところです。しかし、ホワイトニングを続けていくと目立たなくなることがほとんどです。
ホワイトニングの期間効果
ホワイトニング後は、少しずつですが後戻り(色の戻り)が起きやすいとされています。1回で効果が続く期間は一般的に3~6カ月程度です。また、一度ホワイトニングをすると、その白さを維持するためにはメインテナンスが必要になります。当院では、白い歯をキープするためのメインテナンスプログラムが2種類あります。
当院のメインテナンスプログラム
特別会員コース
有効期限 | 1年 |
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費用 | 100,000円+税 |
内容 | ・デュアルホワイトニング(年に2回/半年ごと) • ステイン(着色)除去 • メインテナンス • セルフケアトレーニング通い放題 |
割引 | ケア用品(歯ブラシ、歯磨き粉等)1割引 ※年会費には含まれていません |
一般会員コース
有効期限 | 1年 |
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費用 | 50,000円+税 ※ホワイトニングは含まれていませ |
内容 | ・デュアルホワイトニング • ステイン(着色)除去 1割引 ※年会費には含まれていません • メインテナンス • セルフケアトレーニング通い放題 |
割引 | ケア用品(歯ブラシ、歯磨き粉等)1割引 ※年会費には含まれていません |
デュアルホワイトニングの注意点
ホワイトニングの際に気をつける事
ホワイトニングはどんな歯にでも適用できるわけではありません。ホワイトニングの結果は施術前のプラーク、ステインのつき具合や歯の状態に強く影響を受けます。このため事前にクリーニングが必須です。
被せ物や詰め物が多い
ホワイトニングには、天然歯に薬剤が作用し、着色の原因となる着色物質を分解することで白くします。プラスチックの詰め物や被せ物には、ホワイトニング効果は現れません。天然歯部分だけ白くするということも可能ですが、そこだけ白くなると、それまで入っていた周囲の詰め物や被せ物の色の黄ばみが目立つようになる可能性があります。周囲の被せ物などは、ホワイトニング後にやり直す必要があります。
神経がない歯
神経がない歯はだんだんと暗く変色してきます。たとえ根管治療をしたとしても歯髄が壊れたもの、血液中の鉄分が歯の内部に入り込み、変色していきます。ホワイトニングは歯の表面に対しては効果を発揮しますが、内部からの変色に効果を期待することはできません。神経がない歯を白くしたい場合には、セラミックを被せる方法か、歯の内部から歯を白くするウォーキングブリーチという方法が一般的です。
グレーに変色したテトラサイクリン歯
歯の変色の原因として、自然な歯の老化や、一部の内服薬の服用によって歯が黄色や灰色に変色することがあります。永久歯を作る時期(0歳から12歳までの間)に蛍光粒子が含まれているテトラサイクリン系の薬を服用すると、歯に蛍光粒子が取り込まれ、象牙質に着色を起こします。蛍光粒子が紫外線によっても変色してくるので、生えたての時にはなくても徐々に歯の色が変わってくることがあります。唇により紫外線を遮断しているエリアとそうでないエリアに分かれるため、唇に一致したラインが歯全体で出てくるのが特徴です。灰色がかった歯の場合、明るい色調になりますが白い色調にはなりません。
知覚過敏がある
すでに知覚過敏がある場合、ホワイトニング後に知覚過敏が強く出ます。そのため、リスクを踏まえた上で慎重な施術が必要です。
歯に亀裂が入っている
歯が折れたり割れたりしている場所の着色は白くならず、施術後に色が濃くなることもありえます。また、歯に細かい亀裂が入っていると、薬剤が浸透して知覚過敏症状が強く出てしまう場合があります。慎重な施術が必要です。
施術後の注意点
- 施術後24時間は色の濃い食物、飲み物、喫煙を避けて下さい。
- ホワイトニングの結果の持続性は、食生活習慣、日々の歯磨きの状態によって異なります。
- 口腔内を健康に維持するために、メインテナンスとホワイトニングを定期的に受けて下さい。
ホワイトニングが出来ないケース
- 14 歳以下のお子様、妊娠中または授乳中の女性には推奨されていません
- 重度の虫歯、歯肉炎や歯周炎をお持ちの方には推奨されていません
- 強い嘔吐反射がある。
- 歯茎が敏感である。
- 日光やその他の光に敏感である。
- 日光や光に敏感に反応する薬を服用または塗っている。
- 矯正器具を装着している。
- 緩くなった修復物、折れたり割れたりしている歯、治療途中の歯、灰色がかった歯がある。
- 60日以内に口腔外科手術を受けた。
- 以下のアレルギーがある場合は施術を避けて下さい。
*過酸化尿素、メンソール、ミントフレーバー、プロピレングリコール(保湿剤)、グリセリン、トリエタノールアミン(保湿剤)
デュアルホワイトニングの流れ
-
カウンセリング、各種検査
(歯の色チェック) お口の状態・白さの目標・不安や疑問などをお伺いします。気になることをご相談ください。施術前後に比較するための画像を専用のガイドを使用して記録しておきます。 - 歯面清掃、唇の保護 歯面を清掃し、唇を保護するビタミンEオイルを塗ります。
- オフィスホワイトニングの準備 専用マウスピースをお口に入れ、前歯で軽く咬んで薬剤(ジェル)が歯の表面につくようにします。歯肉に薬剤がつかないようにチェックします。
- ライト照射 専用のライトを慎重に照射し、時間をおきます。
-
ジェルを完全に取り、症状をおさえる
処置をする 歯についているジェルを取り、完全に流れるまでゆすいで頂きます。違和感が歯肉に残っている場合は、ビタミンEオイルを歯肉に塗ります。 - 施術後の歯の色をチェック 再び画像を記録し、施術前後の違いを一緒に確認します。
- 施術後の歯の色をチェック 再び画像を記録し、施術前後の違いを一緒に確認します。
- ご自宅での使用法説明 マウスピースとホームケアペン・ジェルを用いたホームホワイトニングの方法をご説明いたします。
- ご自宅でホームホワイトニング 自宅でさらに4~6週間のホワイトニングができます。マウスピースとホームケアペン・ジェルをお渡ししますので就寝前にご利用ください。
- クリーニング、歯の色をチェック 1週間後と2週間後にご来院頂き、あらたに画像を記録し、ホームホワイトニング施術前後の違いを一緒に確認します。もちろん口腔内全体のクリーニングをします。
ホームホワイトニングについて
ホームホワイトニングの特徴
歯科医院に何度も通わず自宅でできるホワイトニングです。もちろん、自宅以以外の場所でも、材料さえあればどこでもできるのが最大の特徴です。
ホームホワイトニングの
メリット・デメリット
メリット
歯科医院でマウスピースの作成と薬剤の処方を受け、自分のタイミングで歯を白くすることができるので、希望する白さになるまで自分のペースで続けることができます。仕事などが忙しくて通院できないという方におすすめです。
また、オフィスホワイトニングと比較して、後戻り(色の戻り)がゆっくり(=白い歯が持続する)というのが大きなメリットです。ゆっくり時間をかけて白くすることで、歯の表面の荒れを抑えることができ、透明感のある自然な仕上がりになります。
デメリット
マウスピースの装着時間は1日1回2時間で、白さに満足するまでは毎日の使用が必要ですので、自分を律するのが苦手な場合、効果が適切に出ません。
歯への負担が少ない分、希望の白さになるまでにかなり時間がかかります。早く効果を得たいからと勝手に回数や時間を増やすと、知覚過敏になることがあるため、きちんと専門家の指示を守りましょう。
さらにホームホワイトニングをした直後は飲食物の色を吸収しやすい時間があり、白以外の色の付いた飲食物・タバコなどは数時間我慢する必要(飲食制限)があります。
ホームホワイトニングの流れ
-
カウンセリング、各種検査
(歯の色チェック) お口の状態・白さの目標・不安や疑問などをお伺いします。気になることをご相談ください。施術前後に比較するための画像を専用のガイドを使用して記録しておきます。 -
専用のマウスピースを
歯科医院にて作製 ホワイトニング剤を塗布するマウスピースの型を取ります。 - ご自宅での使用法説明 マウスピースとホワイトニングジェルを用いたホームホワイトニングの方法をご説明いたします。
- ご自宅でホームホワイトニング 2時間ほど装着したままでお過ごしください。就寝前にご利用ください。
- クリーニング、歯の色をチェック 1週間後と2週間後にご来院頂き、あらたに画像を記録し、ホームホワイトニング施術前後の違いを一緒に確認します。もちろん口腔内全体のクリーニングをします。