保険での歯周病治療の
流れについて
保険治療の場合
(歯周病治療のみの場合)
必要な治療回数と費用の目安
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軽度~重度共通
歯周基本治療①
2回の口腔清掃指導(ブラッシングトレーニング)、スケーリング
※プラークコントロールが改善できていなくても治療開始
すべての歯周病治療において歯周基本治療はマストです。なかでも、プラークコントロールおよびスケーリング・ルートプレーニングのプロフェッショナルであり、当院の専門的なトレーニングを受けた歯科衛生士が担当します。 -
軽度歯周病の場合
軽度歯周炎は、歯周基本治療のみの対応でメインテナンスに移行できることがほとんどです。
・再評価(検査)
・歯周基本治療②
・スケーリング・ルートプレーニング
・再評価(検査)
1~2か月程度、多くても1回の来院で数千円程度です。 -
中等度歯周病の場合
中等度歯周炎では、歯周組織再生療法や歯周形成外科手術などの専門治療が必要なことが多いですが、この場合にも歯周基本治療の成績が外科処置の結果に大きく影響します。
・再評価(検査) 歯周基本治療②
・スケーリングルートプレーニング、など
・再評価(検査)
・再スケーリングルートプレーニング、場合により歯周外科治療
・予後不良の歯の抜歯
・再評価(検査)
・口腔機能回復治療(ブリッジ、義歯) -
重度歯周病の場合
重度歯周炎は抜歯と判定されますが、歯周基本治療で炎症を改善することは抜歯後の治癒に影響し、場合によっては保存可能となる中等度判定へと移行することもありえます。
・再評価(検査) ・歯周基本治療②
・スケーリングルートプレーニング、など
・再評価(検査)
・再スケーリングルートプレーニング、場合により歯周外科治療
・予後不良の歯の抜歯
・再評価(検査)
・口腔機能回復治療
ブリッジ、義歯
※多くの抜歯が必要になる安濃制が非常に高くなります
抜歯した場合
6か月程度、多くても1回の来院で数千円程度。保険で歯周外科治療、抜歯を行う必要がある場合は、1~2万円程度かかる場合もあります。
6~12か月程度、多くても1回の来院で数千円程度。保険で歯周外科治療、抜歯を行う必要がある場合は、1~2万円程度かかる場合もあります。